何故みんなペイを作りたがるのか

こんにちは、ぱんです。

今日はみんな大好きスマホ決済のお話。

PayPayが先駆けとなり、メルペイやorigamiペイ・LINEペイなどたくさんのペイが出てきてどれを使ったらいいんだろう・・・って思いますよね。

それに加えて、ファミリーマートのファミペイやセブンイレブンのセブンペイといってように、大手コンビニチェーンが参入をしたことで話題になりました。

セブンイレブンに至っては2段階認証を未実装でサービスを開始するほどに参入を急いでいたかと思います。

今日はなぜ会社がペイに参入したいのかって話です。

 

ぺイの仕組み

そもそもペイの仕組みってご存知ですか?

PayPayを例に説明しましょう。

まず、利用者はPayPayに好きな金額をチャージします。

例えば5万円チャージすると、PayPayの使えるお店で

5万円分つかえる権利を獲得します。

この時注意しなければならないのは

実際にはこの時点で5万円を失っていることです。

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チャージするとそのペイが使えるお店で買い物をした際

その分だけ権利を使うことができます。

この時は現金を使っていないのでなんだかお得な気分ですね。

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小銭もださなくてもいいし、買い物履歴もスマホで簡単に確認できる

なんて便利なんでしょう。

しかし、Aさんが事故や病気になった時や45円など中途半端に残高がのこった場合など

放置されるPayPay残高は必ず発生します。

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1人ならほんの僅かですが、それが1万人10万人となれば金額は膨大です。

残高として残った分はPayPay社は自由に使えます。f:id:kiwipan:20190710165704p:plain

会社にとってお金ってすごい大事なんです。

次の儲けを作るための研究や開発や新しいサービスを始める元にもなります

他の会社からしたら、そんなの面白くないですよね。

 

そこに目を付けたのがファミリーマートやセブンイレブン

ファミペイやセブンペイも同様にチャージした時点で

利用者は金額を失い、ファミリーマートやセブンイレブンは儲けになります

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他社のペイと違い、ペイ残高を再び利用されることがあっても利用できるのは自社だけなのでチャージの時点で確実に自社の売上が確定されているのです。

そしてなにより、チャージした時点で「あ、残高あるからこのコンビニにしよ」と

優遇されるしくみになっています。

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こうしてペイの乱立が発生しているのです。

 

なんというか・・・

こいうった便利な決済サービスを国が整備するのが遅すぎて

企業により乱立され利用者があきれて離れていく・・・

悪循環が起きてしまうのです。

 

プリペイド式ポイントカードや電子マネーも同じ末路でしたね。

便利なんだけど、ここでしか使えない・・・

あれもこれも持つのは面倒なので現金が一番

と現金主義が生まれていくのです。

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

スマホ決済はほんとに便利なんだけどあれもこれもはやめてほしいですね

ちなみに私はメルペイを愛用しています。

メルペイとiPhoneの相性がよくてコンビニなどで

「ID」としてタッチ決済できるので楽ですよね。

え?それスマホ決済じゃないじゃんって思う方。

その通りです。デビットカードと同じ使い方してます。

 

まだペイ使ったことないよ!って方は

まず何か使ってみるとイイですよ。

便利かどうかは使ってみないとわかりませんから。

あ、2段階認証はゼッタイね!!