【ネタバレ注意】映画シュガー・ラッシュ:オンライン【感想】

 

こんにちは!ぱんです。
今話題の映画!シュガー・ラッシュ:オンラインを見てきました!
あの人気YouTuberHIKAKIN(ヒカキン)も声優デビューを果たした待ちに待ったディズニー最新作
現代にマッチしたインターネットの世界を描いたもので、子供たちにぜひ見てほしい作品でした。今回はそんなシュガー・ラッシュ:オンラインの感想になります。ネタバレを含みますので、まだ観てない人はまずは映画館へどうぞ!


『シュガー・ラッシュ:オンライン』予告編 (2018年)

目次

「シュガー・ラッシュ」

アーケードゲームのキャラクターたちは夜になると電源タップを通じて、それぞれのゲームを行き来し楽しくくらしている世界。悪役キャラにうんざりしている根は優しい大男[ラルフ]と、天才レーサーだが、バグによって正式なキャラと認められない愛されないキュートな女の子[ヴァネロペ]が、ゲームの世界で大暴れしていく物語。

物語としてのストーリー性だけでなく、ゲームの悪役キャラクターが相談会をして悩みを打ち明けていたり、ゲームセントラルステーション(電源タップ)内で有名ゲームのキャラクターが有名なセリフやワードを言ったりと、コラボ感がすごく隅々までみててあきません。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」

そんなゲームの世界で暴れまくった2人組が帰ってきました!

今回はゲームではなく、インターネットの中!!

パソコンだけでなく、スマホや家庭用ゲームでもオンラインでインターネットに接続しプレイするのが当たり前になってきたゲーム業界。

ついにディズニーの世界にもインターネットが普及し、世界の扉が開かれ混じりあうときがやってきました。(キングダムハーツみたい?笑)

あらすじ

ヴァネロペとラルフは、アーケード・ゲームの世界で暮らすゲーム・キャラクター。見た目も性格も正反対だけど、ふたりは大親友。レースゲーム<シュガー・ラッシュ>の天才レーサーにしてプリンセスのヴァネロペは、好奇心旺盛で新しいことやワクワクすることが大好き。
一方、不器用だけど心優しい悪役キャラクターのラルフは、ゲームの世界の変わらぬ日々を幸せだと感じていた。


ある日、<シュガー・ラッシュ>のハンドルが壊れ、廃棄寸前の危機に!インターネットの世界では何でも手に入れることができると知ったヴァネロペとラルフは、ハンドルを手に入れて<シュガー・ラッシュ>を救うため、インターネットの世界へ向かう。

新しい世界に飛び込んだふたりの前にどこまでも広がるのは、高層ビルがそびえ立つ、カラフルな巨大都市。ゲームの世界しか知らないふたりにとって、見るものすべてが新鮮で刺激溢れる世界だった。戸惑うラルフとワクワクを隠せないヴァネロペは、ほどなくオークションサイトでハンドルを見つけて大喜び。ところが、より大きな数字を言った者が勝つゲームと勘違いして、あり得ないほどの高額で落札し、24時間以内にお金を稼がなくてはならないはめに!


刺激的なインターネットの世界で、<スローターレース>のカリスマレーサーシャンクと出会い、新たな夢を持ち始めたヴァネロペは、この世界こそが自分の本当の居場所なのだと運命を感じていく。一方ラルフは、ハンドルが手に入ったら、親友ヴァネロペと元の世界に戻るのだと当然のように思っていた。次第にふたりの心はすれ違い、思わぬ出来事を引き起こす。

そして、インターネットの世界に崩壊寸前の危険が迫ったとき、ふたりの冒険と友情も最大の危機を迎える・・・。果たして<シュガー・ラッシュ>とふたりの運命は!?

 (HPより引用)

感想

 

ポイント

インターネットを可視化するなんて面白い!

白雪姫!恐怖!!

ラルフの集合体トラウマ!!

ヴァネロペ可愛い!!

 

インターネットの可視化


インターネットの世界への冒険がどのように描かれるのかがとても楽しみでした。ネットが当たり前になったからこそ何も感じてなかったものが、ディズニーがここまでわかりすく説明してくれることに驚きを隠せませんでした。ぜひ教育に使ってほしいくらい!!

たとえば、インターネットの世界には昼夜の違いはなく時間という概念がないため、いつまでも青空が広がっています。
そして、インターネットには様々な場所(サイト)があり、それらは高層ビルが立ち並ぶ様子として描かれています。
そこをアバター(私たち)たちが歩き回ったり乗り物(リンクを踏んで)に乗って飛び回ったりしています。

そして、インターネットに常に存在するブラックな世界。ウィルスがあるような怪しい場所は薄暗く薄汚い感じの世界になってるっていうのも非常にわかりやすいですね。

そしてインターネットの世界ではGoogleやフェイスブック・アマゾンなどの普段我々が目にするロゴがあちこちにあり、TwitterのつぶやきがTwitterの鳥で表現されていたり、メールが列車で送られていたり、表現が面白いですね。。

その他にも、検索サイトでは「ノウズモア」(検索ウィンドウの擬人化)に探しているものを聞こうとすると、前のめりで言葉を連発するなど予測変換を想起させたり、お礼も言わず別の場所(サイト)に飛んで行ったりなどもニヤニヤしちゃいます。

 

広告の仕組みについての可視化

オークションサイトへついた途端、プラカードをもって歩行者たちに声をかける人がたくさんいるんです。

「お金持ちになりたいならこれをクリックして!」とか、「モテたいならここをクリックして!」「痩せたいなら今すぐこれをクリックして!」と

これがポップアップ広告の擬人化なんです。なるほど鬱陶しいわけだ。そして、そのポップアップ広告を防ぐ、アドブロックも擬人化されており、プラカードを持った人をドンッと押し返します。


インターネットでのお金の稼ぎ方が、ラルフが動画サイトでいいね!をいっぱいもらってくるっていうのも現代っぽい。そしてそれがすぐ飽きられたり、コメント欄で叩かれてしまいラルフが落ち込んだりと・・・

「ネットでの鉄則はコメントを見ないこと!」的なことをディズニーが言うとは・・
恐れ入った。

普段私たちが何気なく見ているインターネットも裏でこんな世界が広がっているかと思うと、ニヤニヤしてしまいますね。

狂気のプリンセス達のメタ発言

シュガー・ラッシュ:オンラインの予告で一番気になっていたのがプリンセスの部屋

ディズニーのサイトでヴァネロペ逃げ込んだのはディズニープリンセスたちの控室。
入ったとたんに、プリンセスたちは自分の武器を持って臨戦態勢!!
(プリンセスこっわ!!!)
ジャスミンはランプを構えて、シンデレラなんてガラスの靴を割ってとっがた部分を向けてくる狂気っぷり!

そこで「あなたプリンセス?」と問われるが、
アリエルの「人間に恋して声を奪われた?」
エルサの「魔法の手は?」
白雪姫の「毒は?」
と狂気に満ち溢れた質問攻め!「アタシもプリンセスだよ!」と仲間に加えられ、ヴァネロペの衣装に興味を持ち、プリンセスたちが部屋着姿に変身し、パャマパーティーみたいになるのは可愛かったかな。。

それぞれが自分の作品をモチーフにしたロゴで、エルサには「JUST LET IT GO」って書いてあったり、白雪姫には毒リンゴでPOISONって書いてあったりと。

そして思わず笑いの声が漏れちゃったのは
気持ちが昂るとスポットライトを浴び曲が流れて歌い出すというディズニー定番のミュージカルシーン!!プリンセスがやり出すとヴァネロペが寸止めしちゃうんです、「なんで急に歌い出すのさ!」って。

こんなメタ発言をするなんて、ディズニーは柔軟すぎますね。

途中、メリダだけよくわかんないこと言うんですが、
ヴァネロペが「彼女なんて言ってるの?」と聞くと、
「あたしたちもわからないの、だって彼女だけ別のスタジオだから」と。
メリダだけがピクサースタジオ製作なんです。そんなメタ発言もしてしまいます

プリンセスの言い分は、本当の気持ちを表現したくなると自然とこうなるとのこと。プリンセスならできるというがヴァネロペはうまくいかず。

水に写った自分をみたらできるようになると、アドバイスを受けたヴァネロペは実践。

すると、場面が変わり、ヴァネロペがやりたいと願っていたスローターレースの世界になり、みんなで歌って踊ってという流れ。だけど、ほかのプリンセスと違い華やかな感じがないのがシュガー・ラッシュっぽさ。

 


映画「シュガー・ラッシュ: オンライン」日本版予告 第2弾

コラボがすごい!


前作もすごかったが、今作はゲームキャラクターだけでなく様々なキャラクターが大共演
ストリートファイターⅡのベガ、リュウ、ケン、春麗
パックマンやクッパそしてソニックが登場。

ディズニーのキャラクターでは、くまのプーさんのイーヨ、、ベイマックス、ピーターパンとティンカーベル、トイストーリーのバズ、七人の小人、ズートピアのニック、ウォーリーがいましたね。

スターウォーズのキャラクターではストームトルーパーが警備していたり、C-3POがプリンセスたちを呼びに来たりし、チューバッカが動画サイトで人気になってたりと。

そしてそしてマーベルのキャラクターもアイアンマンやスタン・リー氏など。


一度では把握しきれないので何度も楽しめる映画ですね。

最後のはマジトラウマ

らクライマックスで出てくるラルフの集合体は、気持ち悪さが半端ない。

ディズニーらしからぬぞっとする描写で小さい子が目を覆うレベル。
ちょっと注意だね。

そして最後の
「離れていても友達は友達」
インターネットの世界だけでなく、大人になった世界でも同じですね。
むしろインターネットがあるからこそ、離れていても友情を感じあえるそんなことを伝えてくれる話でした。

あ、エンドロールは最後まで見てね!!
幼い子供がやってるゲームにラルフが侵入して
ウサギにパンケーキを与えすぎてウサギが破裂しちゃって
子供が絶叫するシーンだけじゃなくて
まさかの映画の告知があるよ!!

こりゃびっくり
トイ・ストーリー4
どんな物語になるのか今から楽しみ!!

 

映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題



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