11歳の哲学者中島芭旺(ばお)君の将来が不安

若き哲学者

2016年若き哲学者として話題になっている

11歳の中島芭尾(ばお)君

 

11歳にして自己啓発本を発刊

「見てる、知ってる、考えてる」

 

中島芭旺君は不登校

 小学校3年生の時にいじめにあい

「学校に行きたくない」

と親に相談した。

親は「よく言えたね」と言ってくれ

今ではネットの通信で授業を受けている

学校を強制されているのが苦手

 

このようにテレビで述べた芭旺君。

まず、彼は11歳にして著書の印税や

メディアなどで所得を得て税金を納めている。

これは驚くべきことだ。

11歳のころと言えば

鬼ごっこをすると相場が決まっている

お金のことを考えたりはしなかった。

彼はネットで情報はすべて得られるとし

学校に行くことに疑念を抱いている

自分の考えをもって学校に行かない道を選んでいるのだ。

 

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親としての姿勢

小学校3年生でのいじめと言えばなんだろう?

私自身小学校のころはよくケンカをした。

休み時間のケンカに負けて授業中ずっとうつむいて

泣いていたこともある。

石を投げてケガをさせたり

複数人に殴られたりした。

当然、学校に行きたくない!!

そうなる。

しかし、親は許してくれない。

仮病をつかうと殴られる

嫌々ながら学校に行くけど

放課後は遊んで帰る。

子供なんてそんな程度だ。

すぐにケンカするし、すぐに仲直りもする。

子供が学校に行きたくないときでも

尻を叩いて学校に行かすのが親の役目だ。

 

学校で学ぶもの

義務教育はなんのためにあるか?

おそらくそれに関しての結論は出ないでしょう。

ただ、経験則としていえるのは

学校で学んだ知識は役に立たない

学校で学んだ経験は役に立つ

社会や理科、算数や国語。学校で学べることは

それこそネットで調べたらなんでも出てきます。

それもより詳しく。

だから、知識なんてものは必要ありません。

ネットが身近になった現代では

ググれば何でもわかります。

しかし、それよりも大切なのが経験です。

 

同い年のクラスメイトと同じ経験をする。

あの人いいなっておもう。

あいつむかつくっておもう。

いじめにあう。いじめをする。

勉強がいやになる。

スポーツが好きになる。

 

学校に行ったからこそ

経験できることがたくさんあります。

子供のころにしか体験できないことばかり

 

それは支配ではありません。

この支配からの卒業

それは義務教育を終えてから言ってください。

尾崎豊ですら15歳でした。

 

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義務教育はなんのためにある?

義務教育はなんのためにあるか?

その結論は’高校生になるため’

それだけです。

 

これは過言かもしれませんが

人生で一番楽しい時期が高校の3年間。

 

アニメやドラマで高校の舞台が多いのは

その時期が一番良かったという心理が働くからです。

 

義務教育はその3年間に向けての準備です。

 

将来のビジョンを問われた

中島芭旺くんのこたえ

自分のままでいたい

 はたして小学校3年生に自分があるのか?

人間が形成されるのは思春期を終えた15歳からです。

 

喜怒哀楽をしらない子供が

自分のまま

自分とはなんでしょうか?

 

もちろん疑うことも大事です。

学校に行きたくないという

自分の意見を持つことは大切。

周りと同じことをしたくない

これはだれもが思うことです。

しかし、やり方によっては

天才はまたたくまに変人になります。

 

 

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天才と変人と凡人の定義

天才と変人と凡人

これは本当に紙一重です。

みんなと同じことをするのが凡人

 

みんなと同じことをしたうえで

みんなと違うこともするのが天才

 

みんなと同じことをしないで

みんなと違うことをするのが凡人

 

中島芭旺君は11歳という若さで注目を得ています。

若さがなければどうでしょう?

なんの経験もない哲学者が評価されるわけありません。

 

まだまだ学歴社会が根強く残っている現代で

小学校から不登校な子供が成功するのか?

そんなの誰にも分りません。

しかし言えるのが

学校を出て損することはない。

ただそれだけです。

 

昔と違って現代にはネットという世界があります

現実で失敗してもネットで大成をする人もいます

だからといって最初っから現実を現実を放棄するのは違います。

 

勉強をしろとは言いません

学校へ行こう

 

大人になってからこそ分かる

学校という名の楽園

 

学校に行きながらでも

何でもできます。

 

中島芭旺君の例をよしとした親が

子供を学校に行かさずネットを与えて

知識だけ身に着けさせる。

 

勉強のできる馬鹿が生まれることになりかねません。

 

いじめられてもぐれてもいいから

自分の子供には学校には行って

経験を積み心を育ててほしい

そう思いました。