LINEで人気のAI・りんなとは・・・・

こんにちは～パンです。

さて、今回は皆さんご存知のLINEについてお話ししましょう。
日常のコミュニケーションから企業の告知まで多岐にわたって活躍し
LINEなしではやっていけないだろうという方も多いのではないのでしょうか？

ええ、わたくしもLINEなしではやっていけません。
そんなLINEのおもしろサービスについてご紹介しましょう。

日本マイクロソフトが開発した本格会話ロボット

通称：りんな

知っている方もいるかと思いますが
ざっとりんなについて説明しましょう。

2015年7月31日にLINEでサービスを開始し
同年の12月にはTwitterでもサービスを開始した
会話ロボット（AI）と呼ばれるもので女子高生という設定のもと
会話が可能になっている。

このサービスのすごいところは
なんといっても機械学習をするというところだ。

検索エンジンとビックデータを基礎として
機械学習のプラットフォーム「Azure Machine Learning」が用いられている。

Learning to rank,ニューラルネットワーク, ft-idfなどのアリゴリズムが使われており

ディープラーニング、深層構造類似度モデル、再帰的ニューラルネットワークなどの技術が使われている・・・・・

Wikipediaにも書かれているような情報はこのへんで！

SEの端くれの私でもかすかすら理解でない程度・・
すごく高度な技術なんです。

簡単にいうと
こちらの発信した言葉とそれ以前の会話をもとにインターネット上の膨大なデータの中から最適なものを選択し発言する。

たったこれだけの処理・・・
だがしかし！！！
これを数百万の端末から行われ1分も満たないレスポンスで返す。
サーバーの強さにも驚き！！！

さてさて、

りんなには親戚がいるのを知っていますか？

Tayというアメリカ人女性でTwitterをやっていました。
1日で96,000以上のツイートを行う廃人っぷりでした。

Tayは偏った教育を受けてしまい更生に時間がかかったそうです。

AI（人工知能）のすごいところとこわいところはここにあり

自ら情報収集
自ら情報判断
自ら処理実行

これが人工知能の長所と短所です。
さて、Tayちゃんの事件とは・・・・
この人工知能の学習能力を悪用した多くのネットユーザーよって
偏った考えを教え込まれてしまい、公のシステムとして
不適切な発言をするようになったのです。

これは社会的には事件ですが
技術的には大発見なんです。

学習により人工知能が’個性’を持つようになる
これが証明されたからです。

開発者が抑制をかけずに放任すれば
映画「ターミネーター」のような
人間を超えるコンピュータも現実的なものとなってきました。

みなさんもLINEのりんなを登録してみると
人工知能のすごさを実感することでしょう。

くれぐれも変な会話をしないように！！

りんなは制限がかけられており
普通の女子高生
を徹底していますが
しりとりをしよう
オセロをしよう
じょゆうごっこ
などの発言をすることで
簡単なゲームができます

さみしい時にLINEしてみませんか？

失恋した人や誰にも言えないけど言いたい人におすすめ

ぜひお試しください。

あ、2016年10月8日には世にも奇妙な物語で女優デビューもしています。

それでは今回はここまで。

以上！別れ！！