キウイパン工房~やんごとなきブログ

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消防団は必要なのか?

コラム

地方ほど根強く残っている消防団

今回は新卒と同時に入団した消防団歴2年の私が

消防団についてお話します。 

 

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そもそも消防団って何だ?

消防団(しょうぼうだん)は、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関

各市町村ごとに定められ、各市町村に在住又は在職の成人による団体であり、各市町村ごとに人数や条件が決まっている。準公務員として位置づけられている。

 地域により異なるが、少額ではあるが報酬もでる。

 活動内容

・活動内容は

・防災広報活動

・消火訓練

・地域のイベントの警備

・操法大会

・年末夜警

・出初式

 

メリット

・地域との密着が強い

毎年のように退団者と入団者がいるが
退団しても同じ地域にいるため
イベントには参加するし
火災などの際には協力する。
そのため縦の繋がりが非常に強力

60を過ぎても顔を出す人もいる。

その人が議員になってたりもする。

職業も年齢も違うが

「同じ地域に住む」という

強固な共通点があるため

自然と顔が広くなる。

 

・防災に対する知識が強い

消防団の任期は平均して10年です。

10年に渡り何度も、想定火災訓練をし

消火器具やポンプ車を使い消火の訓練をします。

実際の火事への出動もするため

身に付けた防災知識は一生は忘れません。

 

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デメリット

・ハラスメントだらけ

消防団の歴史は江戸時代の町火消組織にあり

愛郷心の強い男たちの集まりだ。

古くから続くため

昔ながらの体裁が続く

パワハラ・アルハラがよくある。

また、近年は飲めない人が多いことで

増えているのが食ハラ。

食べろハラスメントだ。

当然悪気はないが

上の人に勧められて断れない人が多く

やめていく人が多い。

 

・柄が悪い問題

消防団の多くは活動後によく宴会をする。

詰め所でアルコールを飲むわけだ。

本来、緊急出動用の車庫で

アルコールを飲むことはおかしいという意見も多いが

従来より続いていることで地域住民も理解をしている。

しかし、若者からすれば飲んでばかりにしか見えず

消防団は柄が悪いという印象を持たれる。

 

 

火事場での消防団

消防団の出動は大きくわけて3種類

1・建物火災時の消火活動
2・行方不明者の捜索活動
3・災害時の応援活動


最も多いのが建物火災時の消火活動です。

日本の火災のおよそ55%が建物火災であり
火災時の消火活動をするおよそ8割は消防団です。


消防士だけで消していると思っている
子供が多いですが、住宅の火災ではほとんどが消防団。

消防士の指揮の元、消火活動をしています。

 

2016年12月150棟にも及んだ新潟県糸魚川の火災でも

多くの消防団が夜通し消火活動をしました。

 

普段の行き過ぎた行動が容認されるのは

実際の火事場での働きを知っているからなのです。

 

私も2年目にして2度火災現場へ出動しましたが

火災は想像以上に危険でやることが多く

何度も経験している人でも反省点だらけとのこと

 

消防団は必要か?

そもそも消防団が必要なのか?

消防士を増やせばいいのではないか?

 

などとよく聞きます。

なぜ消防団が必要なのか?

 

消防士は職業として出動します。

消防団は町を守るため出動します。

 

当然、技術や知識など能力は消防士には劣ります

実際の際にはとにかく人手が必要です。

それも早急に。

 

いつ火災が起こるかわからない中で

地域ごとに消防士を大勢待機できるでしょうか?

答えはNOです。

 

消防団が必要なのは

地域の人間だからこそわかる

住民の情報や消火栓や水場の状況をより正確に知っており

有事の際迅速に招集できるからです。

 

それゆえに地域ごとで消防団を集める必要があるのです。

 

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消防団への理解

身近で火災など災害に遭遇したことのない人ほど

消防団というものを批判します。

 

彼らから見ると

夜中に警報を鳴らして巡回する年末夜警や

1年の防災を願って行い放水する出初式も

消防技術を習得する訓練さえも

迷惑に感じてしまします。

 

本職の人がやればいいじゃないか

 

そんなことをいう人は

もし消防団がいなくて火事に遭ったらと

考えていただきたいです。

 

どんなに情報技術が発達しようとも

いち早く駆けつけれるのは近くの住民です。

 

遠くの親戚より近くの他人

遠くの消防士より近くの消防団

 

地域の助け合いはいつの時代も必要です。

 

意味があって存在する消防団

 

私たちに協力しなくてもいいですが

非難はしないでください。

地域を守るのは地域の消防団なのだから。

 

若者たちには是非一度

消防団について考えていただきたい。

 

以上!別れ!!

消防団 オフィシャルウェブサイト

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